診療案内
女性外来(婦人科)・漢方外来
中村文雄先生インタビュー
『 健康を獲る 』
~新入社員が聞く~

中村 文雄 先生 プロフィール

昭和16年 旧制第六高等学校卒業
昭和19年 東京帝国大学(現東京大学) 医学部医学科卒業
     軍医候補生として陸軍入隊
昭和20年 終戦 陸軍軍医大尉
     厚生省技官
昭和23年 厚生省医員
昭和29年 岡山大学医学部放射線医学教室専攻生
昭和37年 岡山大学医学部衛生学教室専攻生
昭和48年 医学博士授与 岡山大学

岡山県美作保健所長 岡山県総社保健所長
川崎医科大学助教授等歴任
山口 愛未さん プロフィール

平成5年   長崎県生まれ
平成28年 川崎医療短期大学放射線技術科卒業
     ウェルビーイング・メディカ・保健クリニック入職
新年度を迎え、我がウェル・ビーイング・メディカにもフレッシュな新入職員がやって来ました。
新入職員を代表して、診療放射線技師の山口愛未さんが大先輩である中村先生に緊張の面持ちでインタビューしてくれました。
山口愛未(以下、山口):よろしくお願い致します。今日は中村先生の長い医師人生の中で見てきたこと・感じてきたことをお教え頂きたいと思います。
中村文雄(以下、中村先生):人生において、最も望むものは何か?私は健康こそがその答えだと考えています。そこで今日は、これからの皆さんの長い人生の中で健康を如何に「獲って」いくか、健康診断(以下、健診)を中心にお話したいと思います。
山口:ありがとうございます。健診というと、「学校で毎年受けるもの」というイメージなのですが…
中村先生:ではまず、健診の歴史についてお話しましょう。健診の歴史は浅く、国を挙げて開始されたのは戦後になってからです。これは当時結核患者が多く、その為結核に重点を置き、肺に異常が見られなければ「健康」とみなすものでした。戦後20年の頃から結核は特効薬の発見と検診による早期発見のおかげで、随分と減少してきました。
山口:結核こそが健診の全て、といったような感じですね。現在の健診とは随分異なるのでしょうか。
中村先生:そうですね。その頃から結核に次いで高血圧・脳血管障害・心筋障害そしてがんが飛躍的に増加しました。そこでこれらを中心として健診が行われるようになりました。おかげで、この40年間これらの病気は毎年減少して参りました。
山口:なるほど!一口に健診といっても、時代と共に移り変わるものなのですね。
中村先生:はい。これは医学が飛躍的に進歩していることの現れです。ひいては健診もまた、大きく進歩しているといえるのです。
山口:勉強になります。今までは学校で半ば自動的に健診を受けられていましたが、社会にでると自分で意識していかなければいけませんね。
中村先生:いい心がけです(笑い)。あなたは今、健康で活動的な日常を送っているかもしれません。しかし20年、30年先の何時、どんな病気が訪れるかは誰にも分からないのです。一見元気そうでも、見えない病気が潜んでいることがあります。糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病はかなり進行しないと自覚症状が現れないと言われています。それでもなお健康を自ら「獲る」ためには、日々進歩する健診を毎年継続して受けることが最善の道であるといえるのでしょう。
山口:健診の大切さがよくわかりました。周りの人達にも健診を受けるように勧めたいと思います。ありがとうございました!

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